
こんにちは、植物暮らしのヒロです。
夏のあいだ次々と花を咲かせてくれた日々草を見ていると、秋になっても「この株を来年まで残せないかな」と思いますよね。私もホームセンターで買い物をしていたとき、ピンクの花がきれいな「桃色のときめき」と、白い花びらに赤い目が入る「ポルカドット」が目に入り、その場で購入しました。
日々草は日本では一年草として売られることが多いものの、植物としては本来多年生です。つまり、寒さをうまく避けられれば翌年まで株を残せる可能性があります。ただし、冬越しは「室内へ入れれば終わり」ではありません。低温、水の与えすぎ、日照不足の3つが重なると、冬の途中で急に弱ることもあります。
この記事では、日々草の冬越しのやり方を、秋の準備から冬の水やり、屋外管理の判断、春に再び外へ出すところまで順番にまとめます。無理に冬越しへこだわらず、種や苗から翌年また楽しむ方法も含めて、自分の環境に合う残し方を選んでください。
- 日々草が一年草と多年草のどちらなのか
- 日々草を室内で冬越しさせる具体的な方法
- 冬の水やりや温度と置き場所の考え方
- 翌春に2年目の花を楽しむための管理
寄せ植えされた日々草「ポルカドット」と「桃色のときめき」
日々草は冬越しできる?

日々草の冬越しを考えるときは、まず「一年草なのか、多年草なのか」を分けて考えるとわかりやすいです。日本での扱いと、本来の植物としての性質が少し違うからです。
本来は多年草の植物
日々草の学名はCatharanthus roseus。原産地はマダガスカルで、現地では多年生の亜低木から低木として生育する植物です。Royal Botanic Gardens, Kewの植物データベースでも、日々草は多年生で、霜に耐えない性質があるとされています。(出典:Royal Botanic Gardens, Kew「Plants of the World Online」)
つまり「日々草は一年で寿命を迎える植物」と決まっているわけではありません。暖かい環境が続けば翌年以降も生育する可能性があります。
一方、日本の多くの地域では冬に気温が下がり、霜が降ります。そこで株が傷みやすいため、園芸では春に植えて秋まで花を楽しみ、冬になったら役目を終える一年草として扱うのが一般的です。
日々草は「本来は多年草、日本では一年草扱いが多い」と覚えるとわかりやすいです。冬越しできるかどうかは、品種名だけでなく、冬の最低気温や室内環境、株の状態で変わります。
日本で一年草扱いになる理由
日々草が苦手なのは、夏の暑さよりも冬の冷え込みです。夏は元気に花を咲かせていた株でも、秋が深まり最低気温が下がると生育がゆっくりになります。さらに冷え込むと葉が黄ばんだり、茎や葉が傷んだりして、そのまま枯れることがあります。
ここで気を付けたいのが、「耐寒温度」と「快適に育つ温度」は同じではないことです。たとえばサントリーフラワーズのフェアリースターでは耐寒温度の目安が約5℃とされていますが、5℃を保てば元気に成長し続けるという意味ではありません。(出典:サントリーフラワーズ「すぐ楽フェアリースター」)
冬越しを狙うなら、私は株をぎりぎりの低温にさらすより、10℃前後をひとつの安全側の目安として、できるだけ温度変化の小さい場所へ移す考え方がおすすめです。もちろん品種や株の状態によって差があるため、苗ラベルに耐寒温度の記載がある場合はそちらも確認してください。
日々草の冬越し方法

冬越しの成否は、真冬になってからよりも、秋の準備でかなり変わります。冷え込んで株が弱ってから慌てて室内へ入れるより、まだ元気なうちに環境を切り替える方が負担を減らせます。
室内へ入れる時期を決める
日々草を冬越しさせるなら、霜が降りてからではなく、その前に室内へ移します。カレンダーで「何月」と決めるより、最低気温を見て判断する方が現実的です。
夜間の冷え込みが続き、最低気温が10℃前後まで下がるようになったら、そろそろ室内への移動を考えます。暖地と寒冷地では時期がかなり違うため、天気予報を見ながら早めに動くのが安心です。ベランダや軒下は昼間に暖かくても、夜になると想像以上に冷えることがあります。
そこで役立つのが、室内用の簡易温度計です。窓辺と部屋の中央では温度差が出ることがあるので、実際に鉢を置く場所の最低温度を確認できると判断しやすくなります。

◆ヒロのワンポイントアドバイス
日々草は「昼間は暖かいから大丈夫」と思っていると、夜の冷え込みで一気に弱ることがあります。冬越しでは最高気温より、明け方の最低気温を見るクセをつけると管理しやすいですよ。
室内へ入れる前に株を確認
秋まで長く咲いた株は、花が終わった枝、黄色くなった葉、落ちた花びらなどが株元にたまりやすくなります。室内へ入れる前に枯れた葉や花を取り除き、株の中まで風が通る状態にしておきます。
また、葉裏や新芽も見てください。アブラムシやコナジラミなどが付いたまま室内へ入ると、暖かい部屋の中で増えることがあります。気になる葉があれば取り除き、必要に応じて対象植物と害虫に適用のある園芸用薬剤をラベルどおりに使います。
このタイミングで大きく切り詰めすぎるのはおすすめしません。気温が下がる時期は新芽の伸びが鈍くなるため、秋遅くに大幅な切り戻しをすると回復する前に冬へ入ることがあります。長く飛び出した枝を軽く整える程度にとどめ、春に生育が戻ってから本格的に形を整える方が無難です。
室内へ取り込む前は、株元に落ちた花や傷んだ葉も確認しておきます
明るく冷えにくい場所へ置く
室内へ入れた日々草は、できるだけ明るい場所で管理します。冬は日照時間そのものが短くなるので、部屋の奥へ置くと光不足になりやすいです。南向きなど日当たりのよい窓辺は候補になりますが、窓ガラスのすぐそばは夜間に冷え込むことがあります。
昼間は窓辺、夜は少し室内側へ寄せるなど、家の環境に合わせて調整してみてください。床付近も冷えやすいため、冷たいタイルやコンクリートに鉢を直接置くより、棚の上などの方が温度を保ちやすいことがあります。
暖房を使う部屋なら温度を確保しやすい一方、エアコンやファンヒーターの風が直接当たる場所は避けます。温風で葉が乾きすぎたり、土の表面だけ急に乾いたりして、水やりの判断が難しくなるためです。
室内では鉢底から流れた水で床を傷めないよう、鉢受けを使うと管理しやすくなります。ただし、受け皿に水をためたままにすると過湿につながるので、流れ出た水はその都度捨ててください。
| 冬の管理項目 | 見ておきたい状態 | 避けたい状態 |
|---|---|---|
| 温度 | 10℃前後を一つの安全側の目安に、急な冷え込みを避ける | 霜、凍えるような窓辺、昼夜の大きな温度差 |
| 日当たり | 明るい窓辺など冬でも光を確保できる場所 | 一日中暗い部屋の奥 |
| 水やり | 土が乾いてから暖かい時間帯に与える | 毎日少量ずつ足して土を湿らせ続ける |
| 肥料 | 生育が止まっている間は基本的に休む | 弱った株へ回復目的で多く与える |
| 風 | 空気がこもらない程度の穏やかな換気 | 暖房の温風や冷たいすきま風が直接当たる |
この表はあくまで一般的な目安です。特に温度は、品種、株の充実度、鉢の大きさ、日照時間によって反応が変わります。室温だけを見て安心するのではなく、葉が垂れていないか、土が何日たっても湿ったままではないか、新芽や葉色に変化がないかを合わせて見てください。
冬の日々草の水やり

冬越しで特に失敗しやすいのが水やりです。夏にたくさん水を吸っていた株でも、低温になると吸水量が落ちます。同じ感覚で水を与えると、土が乾かないまま数日たち、根が傷みやすくなります。
冬は乾かし気味に管理
冬の日々草は、「毎週○曜日に水やり」のように回数を固定しない方が安心です。鉢土の表面だけでなく、鉢を持ったときの重さや土の中の湿り気も見ながら、しっかり乾いてきてから与えます。
水を与えるときは、少量を毎日足すより、暖かい時間帯に鉢底から流れ出る程度まで与え、余分な水を切ります。その後は再び土が乾くまで待つ。このメリハリが大切です。
葉がしおれていても、土が濡れているならすぐ水を足さないでください。根が傷んで水を吸えず、葉がしおれている場合もあります。指で土を触ったり鉢の重さを確認したりして、乾燥なのか過湿なのかを見分けることが先です。
冬は夏と同じ頻度にせず、土の乾き具合を見て水やりします
冬の肥料は控えめにする
冬は生育が鈍るため、元気がないからと肥料を増やすのは逆効果になることがあります。根が十分に働いていない状態では、肥料分をうまく利用できません。
室温と日照を確保できていて新芽が動いている場合を除き、冬は肥料を休むか、ごく控えめに考えます。春になって気温が上がり、新しい葉や芽が伸び始めてから通常の施肥へ戻す方がわかりやすいです。
冬越し中の目的は、花をたくさん咲かせることよりも、株を無理なく春までつなぐこと。ここを切り替えるだけでも、水や肥料を与えすぎる失敗を減らせます。
冬の「元気がない」は肥料不足とは限りません。低温、過湿、光不足で弱っている株に肥料を追加すると、さらに根へ負担をかけることがあります。まず置き場所と土の湿り方を確認してください。
屋外で冬越しできる?

「室内に置く場所がないので外で越冬させたい」というケースもあります。ただ、日々草は霜が苦手な植物なので、日本の屋外越冬は基本的に難しいと考えた方が安全です。
外で越冬できる条件
屋外で株が残る可能性があるのは、冬でも霜がほとんどなく、最低気温が大きく下がらない環境です。それでも寒風や冷たい雨に当たり続けると株は弱ります。軒下へ移しただけで必ず越冬できるとは言えません。
「不織布をかければ大丈夫」「壁際なら平気」といった方法も、地域やその年の寒さで結果が変わります。保温資材は急な冷え込みをやわらげる助けにはなりますが、熱帯性の植物を暖かくする暖房器具ではありません。
そのため、翌年も同じ株を残したいなら、鉢植えで室内へ入れる方が現実的です。外で冬越しを試す場合も、予報で霜や厳しい冷え込みが出たときに室内へ移動できる鉢植えの方が対応しやすいですよ。
地植え株は鉢上げを検討
花壇に植えた日々草を冬越しさせたい場合は、秋のうちに掘り上げて鉢へ移す方法があります。ただし、日々草は根を大きく傷めると弱りやすいため、根鉢を崩しすぎないことが大切です。
株の周囲を少し広めに掘り、根についた土をできるだけ残したまま鉢へ移します。鉢上げ直後は急な直射日光や乾燥を避け、株が落ち着いてから明るい室内へ移します。
とはいえ、秋まで大きく育った地植え株は根も広く張っているため、移植そのものが大きな負担になる場合があります。すでに株が弱っている、病気が疑われる、根鉢を確保できないという場合は、無理に掘り上げず、種を採って翌年につなぐ方が成功しやすいこともあります。
翌年も日々草を咲かせる

無事に冬を越せたら、次の山場は春です。暖かい日が増えるとすぐ外へ出したくなりますが、冬の室内で過ごした葉は、急な直射日光や寒暖差に慣れていません。
冬越しから春までを時系列で見ると、秋は「室内へ入れる準備」、冬は「株を休ませながら維持」、春は「再び生育させる準備」と役割が変わります。同じ水やりや置き場所を一年中続けるのではなく、季節ごとに少しずつ管理を切り替えるのがコツです。
| 時期 | 主な作業 | 確認すること |
|---|---|---|
| 秋 | 室内への移動、枯れ葉や害虫の確認 | 最低気温、株元、葉裏 |
| 冬 | 乾かし気味の水やり、明るさの確保 | 土の乾き、夜間の冷え込み |
| 早春 | 新芽の確認、必要なら軽い切り戻し | 枯れ枝、根詰まり、生育再開 |
| 春 | 徐々に屋外へ慣らし通常管理へ戻す | 遅霜、直射日光、土の乾き |
春は少しずつ屋外へ戻す
春になっても、暖かい日が数日あっただけで屋外へ出しっぱなしにするのは避けます。遅霜の心配が減り、最低気温が安定してから段階的に外へ慣らしていきます。
最初は風が穏やかな明るい日陰や午前中だけ日が当たる場所などから始め、数日から一週間ほどかけて徐々に日照時間を増やすイメージです。いきなり直射日光のよく当たる場所へ出すと、室内で展開した柔らかい葉が葉焼けすることがあります。
外へ出す時間が増えると土の乾き方も速くなります。冬の水やり頻度をそのまま続けるのではなく、新芽の動き、気温、鉢の乾き具合を見ながら春の管理へ切り替えてください。
2年目は切り戻しで整える
冬越しした日々草は、冬のあいだに葉が落ちたり、枝が間延びしたりして、前年のようなこんもりした姿ではなくなることがあります。そこで春に新芽が動き出したら、枯れた枝を取り除き、長く伸びた枝を切り戻して株姿を整えます。
切るときは、健康な葉や節を残し、その少し上で切るのが基本です。新芽が伸び始めている位置を確認しながら行うと、その後の枝分かれにつなげやすくなります。
根が鉢いっぱいに回っている場合は、春の暖かい時期に一回り大きな鉢へ植え替える方法もあります。ただし、2年目だから必ず植え替えが必要というわけではありません。鉢底から根が大量に出ている、水がすぐ抜ける、逆に土が固くなって乾きにくいといった状態を見て判断します。

◆ヒロのワンポイントアドバイス
冬越しできた株は、それだけでうれしいものです。でも「去年より大株にしないと」と頑張りすぎなくて大丈夫。春に新芽が動くかをまず確認し、そこから切り戻しや植え替えを一つずつ進める方が株への負担を減らせます。
種や挿し芽で来年につなぐ
同じ株そのものを冬越しさせる以外にも、翌年また日々草を楽しむ方法があります。代表的なのが種と挿し芽です。
種を採る場合は、花後にできる莢を残し、成熟して乾いてきたところで採取します。翌春は十分に暖かくなってから播きます。日々草の種は発芽に高めの温度を必要とし、20~25℃前後が一つの目安です。また、種は光が当たると発芽しにくいため、播いたあとに土をかぶせます。
ただし、F1品種や交配品種では、自家採種した種から親株と同じ花色や草姿が出るとは限りません。「桃色のときめき」や「ポルカドット」とまったく同じ見た目を翌年も楽しみたい場合は、品種の販売状況を確認して苗を買い直す方が確実なこともあります。
挿し芽は、生育している健康な枝先を使って発根させる方法です。日々草は挿し木でも増やせますが、冬の寒い時期より、気温が十分ある時期の方が発根させやすくなります。翌年へつなぐ方法は一つではありません。
冬越しに自信がない場合は、日々草の種や春苗を使って毎年新しい株から楽しむのも立派な選択です。冬越しに場所や手間をかけず、春に元気な苗からスタートできます。
冬越しに失敗する原因

日々草の冬越しがうまくいかないときは、ひとつの原因だけではなく、低温と過湿、光不足と風通し不足のように複数の条件が重なっていることが多いです。
低温と霜で株が傷む
もっともわかりやすい原因が低温です。葉が一気にしおれたり、黒っぽく傷んだりした場合は、冷え込みの影響を受けた可能性があります。特に窓際は、部屋の室温より植物の周囲が低くなることがあります。
日中の日当たりだけで置き場所を決めず、夜の窓辺がどれくらい冷えるのかも見てください。昼はよく日が当たる窓辺、夜は少し部屋の中央へ移動させるだけでも、急な冷え込みを避けやすくなります。
水の与えすぎで根が傷む
冬は土が乾くまでの時間が夏より長くなります。それなのに夏と同じ頻度で水を与えると、鉢の中に水分が残り続けます。根は水だけでなく空気も必要なので、過湿が続くと根が傷み、葉がしおれることがあります。
ここで焦ってさらに水を足すと悪循環です。土が濡れているのに葉がしおれているときは、水やりをいったん止め、鉢底穴の詰まり、受け皿の水、土の乾き方を確認します。茎の地際が黒くなっている場合などは病気も考えられるため、健康な株とは少し離して様子を見た方が安心です。
光不足と害虫も確認する
室内は人にとって明るく見えても、植物にとっては思ったより暗いことがあります。日照不足が続くと茎が細く伸び、葉色が薄くなり、株が弱々しくなることがあります。
また、冬の室内は屋外より風が少なく、害虫も見逃しやすくなります。葉裏、新芽、茎の分かれ目をときどき確認し、小さな虫やベタつきがないかを見てください。暖かい室内ではアブラムシやコナジラミが増えることもあります。
日々草はキョウチクトウ科の植物で、株には有毒なアルカロイドが含まれます。室内へ入れると犬や猫、子どもの手が届きやすくなる場合があるため、誤食しない場所へ置いてください。剪定後の枝や落ちた葉も放置せず、作業後は手を洗うと安心です。
私が日々草で感じたこと
ホームセンターで「桃色のときめき」と「ポルカドット」を見つけたときは、予定していた買い物とは別だったのに、その花色に惹かれてすぐ手に取りました。日々草は真夏でも花が次々と上がってきて、鉢いっぱいに咲く姿を見ると、毎日少しずつ景色が変わります。
鉢いっぱいに育った日々草「桃色のときめき」と「ポルカドット」
だからこそ秋になると、「このまま終わらせるのはもったいない」と感じるんですよね。ただ、冬越しは成功させること自体が目的ではありません。お気に入りの株を残したいなら室内越冬を試す。置き場所や温度の確保が難しいなら、種を採るか、翌春に苗から始める。そのくらい柔らかく考えていいと思います。
一年草として楽しんでも、冬越しに挑戦して2年目を目指しても、どちらも日々草の楽しみ方です。あなたの家で無理なく続けられる方法を選んでください。
日々草の冬越しFAQ
日々草の冬越しでは、温度や水やりだけでなく、「外でも大丈夫?」「2年目も同じように咲く?」といった疑問が出てきます。ここでは特に迷いやすい点をまとめます。
日々草の冬越しに関するよくある質問(FAQ)
Q1. 日々草は一年草ですか?多年草ですか?
A. 日々草は本来多年生の植物です。ただし寒さや霜が苦手なため、日本では春から秋まで育てる一年草として扱われることが多くなっています。冬も暖かい環境を用意できれば、翌年まで株を残せる可能性があります。
Q2. 日々草は外に置いたまま冬越しできますか?
A. 霜が降りる地域では難しいと考えた方が安全です。軒下や不織布で寒さをやわらげる方法はありますが、日々草自体が霜を苦手とするため、同じ株を確実に残したいなら鉢植えにして室内へ移す方が管理しやすいです。
Q3. 冬の日々草は何日に1回水やりしますか?
A. 日数では決めません。室温、鉢の大きさ、日当たりで乾く速さが変わるため、土の乾き具合を確認してから与えます。冬は吸水量が減るので、夏より乾かし気味に管理し、受け皿に水をためないようにしてください。
Q4. 冬越しした日々草は2年目も咲きますか?
A. 株が健康な状態で春を迎え、新芽が伸び始めれば再び開花する可能性があります。ただし前年と同じ株姿や花数になるとは限りません。春に枯れ枝を取り除き、必要に応じて切り戻しや植え替えを行い、生育を見ながら肥料を再開します。
Q5. 冬越しできなかったら翌年は楽しめませんか?
A. そんなことはありません。日々草は種から育てられますし、春には多くの苗が流通します。自家採種した種では親株と同じ花色にならないこともありますが、それも楽しみの一つです。同じ品種を確実に楽しみたい場合は、翌春に同じ品種の苗を探す方法があります。
日々草の冬越しまとめ

日々草は本来多年草ですが、日本では寒さのため一年草として扱われることが多い植物です。それでも、霜が降りる前に室内へ入れ、冬の水やりを控えめにし、明るく冷えにくい場所で管理すれば翌年まで株を残せる可能性があります。
- 日々草は本来多年生だが日本では一年草扱いが一般的
- 冬越しするなら霜が降りる前に室内へ移す
- 冬は夏より水やりを減らし土の乾きを確認する
- 明るく最低温度が下がりすぎない場所で管理する
- 暖房の風や受け皿にたまった水を避ける
- 春は遅霜を避けて少しずつ屋外環境へ慣らす
- 2年目は新芽を確認してから切り戻しや植え替えを行う
- 冬越しが難しい場合は種や苗から翌年また楽しめる
冬越しに挑戦するか、それとも春に新しい苗を迎えるか。どちらが正解ということはありません。今育てている株の状態と、家の中で確保できる温度や日当たりを見ながら、無理のない方法を選んでみてください。


